"一本の槍"を持っているか?

 こんにちは、山ちゃんです。

今日で公立高校の出願が締め切られ、明日の朝刊に倍率が掲載されます。

毎年、倍率を見て騒ぐ生徒、悲観的になる生徒がいます。確かに倍率が高くなれば、

合格へのハードルは高くなります。

でも、合格する可能性があるにも関わらず、倍率を見て志望校を変更するかどうか迷

っているような弱気な受験生は、たとえ倍率が低くても安心とは言い切れません。

内申点が高いから確実に合格する、または学力が高いから必ず合格するほど高校入試

は単純なものではありません。

スポーツの世界にはこういう言葉があります。

強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだ。

高校入試も同じだと思います。力があっても発揮できなければ負けるのです。

気持ちが弱い生徒の多くは、力が発揮できずに不合格になってしまったり、力を発揮

する自信がないため志望校のランクを落としたりします。

では、気持ちを強く持つにはどうすればいいのか?

そのヒントとなる言葉を紹介します。

人気マンガの「ONE PIECE」赫足のゼフという人物が登場します。

あるシーンで、ゼフが旅立ちをためらっているサンジにこう言います。

全身に何百の武器を仕込んでも、腹にくくった"一本の槍"にゃ敵わねぇこともある。

"一本の槍"とは"信念"をさします。"何百の武器"を"学力"や"知識"に置き換えてみれ

ばわかると思います。

つまり、"~高校に合格する"とか、"~高校に行く"という強い信念を持っていなけれ

ば、どんなに学力や知識を身につけたところで、負けることもあります

一番大切なことは、自分の力を信じ、信念を曲げずに最後まで闘い抜くことです。

"一本の槍"があれば、倍率ごときで騒ぐ必要がないことがわかりましたか?

最後に、ゼフの言葉をもう一つ紹介します。

たまにいるんだ。標的を決めたら死ぬまで戦うことをやめねぇバカが…。この勝負勝つにせよ負けるにせよ、俺はああいう奴が好きだがね…。

俺も、そういうバカは好きだがね…。

以上、山ちゃんでした。

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