理系講師☆海鋒のつぶやき☆ スタート

日頃より、地域の皆様にお世話になっております。
学心塾大磯校で理系講師をしています。海鋒です。
以前も、紹介させていただきましたが、今回から『理系講師☆海鋒のつぶやき☆』と題しまして、ブログを書かせていただこうと思います。
不定期にはなると思いますが、出来るだけ更新をして良く所存です。
どうかよろしくお願い申し上げます。

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さて、第1回の投稿になります。本日の話題は『夏休み』です。
夏休み。子どもたちにとっては、長く、家族での旅行や体験学習をするには十分な日数があり、子どもは夏休みをまだかまだかと楽しみにしていた子も多いのではないでしょうか。また、親御様の立場に立ってみると、いつもは家にいない時間に子どもが家にいて、正直、掃除がしにくいとか、昼ご飯も用意しなくてはなど、いつもと違った親御様のリズムに、最初は悩まれる方も多いのではと思います。
さて、『夏休み』は、子どもたちにとっても、親御様にとっても、非常に大切な時期です。規則正しい生活リズムを保つこともそうですが、何よりしっかりとした目的を持って毎日を過ごさなければ、光陰矢の如しとは言ったもので、あっという間に『夏休み』は終わってしまいます。
では、しっかりとした目的とは、いったいどういったものなのか。
私教育という立場ではありますが、子どもたちの教育に携わらせていただいてる立場からお話ししますと、小学生は何か1つでも興味があることを増やす!、中学生は一学期の自分を振り返る!これを徹底することが、しっかりとした目的にあたります。

小学生は学力的にも身体的にも、成長段階、いわば発展途中です。
出来る限り、色々なところに連れていってあげてください。もちろん、ご家庭ごとに教育方針や家庭事情があることは分かっています。だから、出来る限りで結構です、しっかりと準備をして山に登るでもいいし、川に遊びに行くでもいい、または何か博物館に行くでも結構です。どんなところに子どもの興味意欲関心を刺激するものが隠れているかは分かりません。兎に角、親御様が話をして、子どもたちに見せ、聞かせ、経験させる機会をどうか作ってあげてください。それは全て子どもたちへの教育の一環です。
せっかくの長い夏休みですから、クーラーの効いた部屋でゲームばかりしていないで、連れ出してあげてください。子どもは小さなことでもすぐに反応し、関心を示すものです。うちの子はあまり…とは言わず、思わず、まずは連れ出してみてください。意外と、反応があったりするものですよ。

中学生は一学期の自分を振り返ってください。
よく、中学校の宿題を先にやってしまおうと思う子や、宿題をやりなさいとブツブツ言う親御様もいると思います。学年によって要求することが違いますが、まずは一学期の自分に自分で成績をつけてみてください。(全学年対象) 何ができるようになったのか、何ができていないのか。その2つをまず確認してください。思い浮かばないようなら、それはあなたが全く意味の無い一学期を過ごしてしまったということの裏返しです。真摯に受け止めて、改善するように努力してください。
何事も、行動に移す時には物事の分析から入るのが定石です。
私自身、4月から7月までの自分のことを省みたり、分析したりしています。
あの時の授業は今思えばこうやって伝えればよかったな...とか、今回の小テストは狙いも含めて良くできているな...とか、自分がしてきたこと一つ一つを分析し、改善すべきところは何処なのか、常に考えて毎日を過ごしています。大人になれば、自己分析は息を吸うように行わなければいけないタスクの一つです。中学生には毎日自己分析をしろ!と言っても到底無理な話なので、こういった長い休みの時には必ず自己分析をしなさいと話をします。自己分析が終わった時から、中学生の夏休みのスタートです。
この夏に何ができるのか?そして、それよりも何がしたいのか。遊びでも、部活でも、勉強でも、なんでもいいです。自分がやりたいことを思う存分やってください。
ただし、自由にやりなさいといっているわけではありません。そして、現代の子どもたち、中学生はこの自由という言葉をはき違えています。本来、自由とは数ある不自由を乗り越えた者にのみ与えられる特権です。自分のやりたいことだけをやって、後はやらないというのは自由ではなく、ただ自分勝手なだけです。
私は小中学生の教え子にこんなことを良く言います。
『やりたいことがあるのなら、やりたくないこともやらなければならない』
『それが、社会のルールだし、やりたくないと思うことから学ぶことの方が実は後々意味があることが多い。単純に、あなたたちより少し長く生きてきて感じる実体験だけどね。』 
(もちろん、それは違うと思われる方もいるでしょうから、共感できない方は結構です。黙って右上の×を押してください。)
現代における、ニューラルネットワークの発展、テクノロジーの進歩は目ざましいものがあり、正直これからを生きていく子どもたちにとって、いい意味では『生きやすく』、悪い意味では『他人に生かされる』時代がやってきます。(もう既に来ています)
ですから、もっともっと多くのことを学び、そして自分がやりたいことを思う存分出来るような環境、自分の自信の態勢を立てる必要が絶対にあります。その上で、自分を見つめ直し、どうやって自分を変えていくのか、どうやったら自分がやりたいことを思う存分できるのか、どうやったら自分の力で生きていくための力が備わるのか、考えなくてはいけません。中学生なら考えられるようにならなくてはなりません。これはレベルの高いことを言っているつもりは毛頭なく、いずれは誰しもが経験することです。こういった話を聞く時期がいつになるのかという違いだけです。
要は『考えて行動する』ただそれだけでいいのです。
考える癖をつけ、考えて行動すれば絶対に自分の未来は変わります。
『夏休み』たった3文字のこの期間を生かすも殺すも、全て自分です。
よく考えて、中学生はこの夏休みを過ごしてみてください。

☆海鋒のつぶやき☆① 完

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