ここからの受験勉強アドバイス②

こんにちは。
昨日投稿すると言っておきながら、自分が金曜日公休だったことを忘れていた海鋒です。笑 ご迷惑をおかけしてすみませんでした。余談ですが、何故だかセンター試験の日は寒い日が多く見受けられる1月...大磯も吹雪いています。寒さに負けず頑張ってまいりましょう!では、受験勉強アドバイス②を書いていきます。

■見当違いな学習⇒問題文中のヒントを見逃さず、出題の意図をよく考える。

この時期に来て、見当違いな学習をしている子も中には多く見受けられます。
見当違いな学習とは、自分自身が何を出来るようにするためにその問題をやっているのか自分で認識していない学習のことです。学心塾の大磯校では、中3生一人ひとりに指示表を配付し、終わり次第その指示表を更新し、どんどん課題に取り組めるように道筋を示しています。しかし、その指示表通りにただやるだけ、要は作業になっている生徒が多いです。いつも言っているように、何が分かるようにならなければならないかを意識してしっかり取り組まなければ、どんなに量を行っても意味がありません(※受験勉強アドバイス①にも記載) そこで、意識して勉強することが成功に繋がります。例えば、関数の問題演習をするにしても、2次関数の比例定数は絶対に落とさないように意識して勉強をする。意識して勉強をしていくと、絶対にその放物線上の点の座標が分からなければ2次関数の比例定数が求められないことに気付くはずです。じゃあ、どうやって放物線上の点の座標を求めれば良いのか考える。すると、放物線上の点は違う関数(比例・反比例、一次関数)の上にも存在することが分かったり、はたまた問題文の条件から点と点との距離が何対何になっている、平行四辺形やひし形になるように点を取った等のヒントが絶対にあるはずです。ヒントになる文章を見逃さない為にも、集中して1問1問取り組み、どんな形式でも絶対に出来るようにしておくことが大切です。

次に、出題の意図をよく考えること。少し上位者向けのお話しになります。
そもそも出題された問題が何を狙って問うてきているのか、よく考えてください。
特に理科・社会・国語では問題文の読解において非常に大切なことです。例えば理科において問5~問8まで各分野(物理・化学・生物・地学)の大問が並びますね。その際、受験生が手こずるのは決まって実験と考察から何が言えるかを問う問題です。単純に、この時の速さが何㎝/秒ですか、とか、この時の化学反応式を書きなさいとか、そういった1問1答の問題は、出来て当たり前です。記載されている問題文から、出題者が言いたいことは何なのかをちゃんと理解出来なければなりません。その為、その問いの狙いが何なのかをよく考えることが大切です。WやJを求めろと言われた問題でも、その時に扱うNがグラフから選ぶ数値なのか、それとも単純に摩擦力を使わせる問題なのか、そういった問題の意図を読み取れるようになれば得点力と得点の精度は飛躍的にあがります。
基本的に最近の生徒は資料の読みとり(要は何を表している資料なのか)が読解できない、もしくは自分勝手な解釈をする子がほとんどです。常に学心塾大磯校の生徒には言っていますが、他者の視点を持って問題に向き合うことが大切です。特にこの考え方は生きていく上で大切になります。受験勉強を通して生きる上で必要な力を学べるなんて素晴らしいじゃありませんか。←(そんなことをいつも考えて、指導していますw)では、次回は来週に投稿いたします。次回のテーマはリスニングテストで点が取れない生徒に向けてのアドバイスです。

☆海鋒のつぶやき☆ ⑯

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