受験勉強の仕方とは

ちょっと久しぶりのつぶやきになりました。
中学生の期末テスト(1年生・2年生)に始まり、中3の入試対策、模擬試験、個々の課題設定を一人ひとり添削...あっという間に12月も半ばになりました。室長の山口からも喝入れされていましたが、中3の模擬試験の点数が中々上がってこない...
そんな中、一人の生徒がメキメキと点数を上げ始めています。
その生徒が、昨日数学の課題を提出してきたので、目を通していました。
8月に行われた模擬試験で、その子の数学は20点台...どこまで伸びるか...
理解出来ている分野も乏しく、時間がまだあると言ってもかなり厳しいと思っていました。そもそも、数学の知識の自体がどこまで理解出来ているか、未知数な部分が多く、
何処から手を付けようか悩みに悩みました。
地道に一つ一つ知識を付けさせて、自力で解けるようにさせるしかない。
勉強に飛び道具もないし、急がば回れという言葉の通り、愚直に勉強に取り組んでもらえるように、面談を実施し、越えなきゃいけない壁を少しずつ越えてもらえるようにしました。
あれから、数カ月メキメキと点が取れ始め、等々先週の日曜日に行われた模擬試験で数学の点数が70点をこえました。本当にどんな魔法を使ったのかと思うくらい、よく取れていました。その子の提出してきた数学の課題が下の画像です。
図形の問題演習のプリント
自分で必死にプリントに書きこんでひたすら理解出来るまで計算し、
必死になって理解出来るまでやり直しをしている跡が見て取れます。



どことどこを比べるのか、比の計算が出来ていないからちゃんと比べられるように
なるまで、直しをして、自分自身の理解を深めようと必死にプリントが真っ黒になる
まで、努力している跡が全面に出ている。

死にもの狂いで理解しようと、xに置いた場所が違うだとか、
計算の方法まできっちり丁寧に書いて理解しようしている。
感動した。正直、ここまできっちり前向きにやってくると思っていなかった。
ここまでちゃんとやってくれれば、そりゃあ力はつくさ。だから70点も越えてくる点数が取れるようになった。全員この子の爪の垢を煎じて飲ましてやりたい。
勉強ってこうやってやるんだよ。自分たちは勉強していると思っているのかもしれないけれど、絶対に諦めず、最後まで前を向いて走っている人間には、後ろ向きな考え方の人間は勝てるはずがない。

志望校に受かるための勉強のアプローチと、落ちないための勉強のアプローチは全然違う。それが分からない限り、一生この子に勝つことは出来ないでしょう。
学力や今後の学歴で勝ったとしても、人としての生き方や努力の仕方で負けているのだから。それが理解出来ないうちは、点数なんか上がりませんよ。
この子が提出したプリントで、100倍の元気をもらった海鋒でした。
感動しました。みんな頑張ろう!この子が出来るんだから、みんなも出来るさ!
受かるための勉強をしなさい!!

☆海鋒のつぶやき☆ ⑭

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